英語の話せない両親と日本語の話せない彼氏を会わせるとどうなるのか
タイトルの通りですが…
先週、父と母が日本から遊びにきました。
で、ダーリンに話したところ、「会いたい!」と。
以前もちらっと話した気がするのですが、アメリカ社会では恋人の両親と会うのは、日本ほど敷居が高くありません。
日本語全然話せないくせにっ!(ありがとう、どういたしまして、美味しいだけが言えるレベル)と思いましたが、会いたいと言ってるんだから、せっかくなら会ってもらおう!ということで、
会わせてみました。
はい、まずは初対面。
ダーリン、いきなりのハグ!!
だぁぁぁ!!!うちの両親、ハグとか全然慣れてないからダメだよって言ったのに!(もう身体に染み付いて、無意識になっている模様)
案の定、熊のようにデカいダーリンに抱かれ、棒人間のようになっている両親。
こ…この先大丈夫なんだろうか…と不安がよぎりましたが、ビックリしながらも平静を装う、典型的日本人の両親。(ビックリしたって言えない。)顔、引きつってるよ…(娘だから分かる)
ちなみに、そんなダーリンへの両親の第一印象は、
デカい
でした。そりゃ、そうだわ。190cm近くあるんだから。
結局、4泊5日の滞在中、3日間、ダーリンが同行して、かなり密に過ごしたなぁと思います。(ダーリンも気を使い過ぎたみたいで、父母が帰った後は、灰になってましたけど)
父がうん十年前に3ヶ月の語学留学経験した程度の英語力、母はまったくゼロという状態だったので、私が通訳として、3人の間に入ったのですが、
これがめちゃくちゃ辛かった。
なんと、2人が日本に帰った後、熱を出し、3日間寝込みました。
たぶん、知恵熱出したのかなって思うんですけどね。
後から友人に聞いたら、プロの通訳者さんって、15分で交代するらしいです。
そりゃ、ド素人がそれっぽいこと5日間ぶっ続けでやったら、頭沸騰するわ。
途中、頭がこんがらがって、ダーリンには日本語で、両親に英語で話しかけたりなんかもしました。
あと、訳している間って自分のこと言えないから、結構ストレス溜まるんです。
でも、全部私だけが頑張っていたわけでもなくて、ダーリンも両親も「頑張って」くれていてもこの状態ですからね…。
私がトイレ行ってる間や、ちょっと席を離れている間も、人懐っこいダーリンは、一生懸命両親に英語で話しかけているんですけど、
よくよく聞いているとダーリンの英語がカタコトになっていました。
日本人も、外国人に日本語で説明しようとすると、妙なカタコトになることありますよね?あんな感じです。
そして、私の両親も英語が話せないなりに、コミュニケーションが取れるように努力はしていてくれて、ダーリンにお土産を買ってきてくれたりしていたので、間が持ったのはとってもありがたかったなぁと。
なので、とりあえず、彼氏と両親の初対面は「お土産持参」がオススメです。
そして、その話のネタが尽きないうちに、レストランまで連れていってしまいましょう。
そうすると、今度は食べ物に話がうつるので、会話が持ちます!!(通訳も楽が出来ます。)
とはいえ、こちらって、メニューに写真表示が無く、ダラダラとセンテンスで料理を描写しているので、やはり通訳の登場となるわけなんですけど…。
ま、それも楽しいですからね。
そんなこんなでしたけど、結局は、ダーリン=英語、両親=日本語で話しかけていて、どういうわけか、会話が成立していました。
フィーリングで会話が成立しているという凄い光景だった…。(ちょっとずつズレている)
最終的には、お互いがお互いのことを気に入って帰ってくれたので、目標達成ですけどね。
国際恋愛・結婚している人って、パートナーが自分の両親とコミュニケーションする時、どうやってるのかなぁ…。
毎回、こんなんだったら身が持たん…。
それでは、この辺で。
ばいっ!!