留学中の日本人の友人は「悪」なのか
以前の記事でも書きましたが、
日本人はどこにも居るので、日本人から逃れることはまず出来ません。
となると、問題になるのが、
留学中、日本人とはどう付き合えば良いのか
ということだと思います。
日本語で話しかけられたら、勉強にならない!少しでも英語を話していたいのに!なぁんて、最初は思いがちなんですよね。
タイトルでは、「悪」というかなり強烈な単語を使いましたが、私も最初は「げ…日本人いっぱいやーん」ぐらいのことは思ってました。笑。
これは私の意見ですが、結論から言うと、
相手によって、距離感を掴むのが良い
と思います。
基本、日本人は、どこに行っても群れたがる習性があります。
私はこの「群れる」のが大嫌いで、最初は必要以上に「避けよう」としてました。
最終的には、1-2週間で自分自身が落ち着いたなーと思いますが。笑。
ELIに通っている間は、私は気の合う日本人の友達、韓国人と一緒にいることが多かったかなと思います。
どんな人でも間違いなく、一度は(カルチャーショックからくる)ホームシックになると思います。
そんな時頼りになるのは、やっぱり「日本人の友人」です。
言わなくても分かる、伝わるっていうのは、やっぱり日本人にしか出来ない技だなぁと感動しました。
日本人の思いやり、最高です。笑。
そんな話はさておき。
結局、2-3週間経つと、クラスの構成は
-
完全に日本人だけでつるんでるグループ
-
アジア系生徒(日本も含む)と一緒に居るバランス型
に別れました。
日本人×ブラジル人のグループは見かけませんでしたね。逆に、ブラジル人はブラジル人だけで固まる傾向があります。
文化が似てるということもあると思いますが、やっぱり日本人は他のアジア諸国(韓国・中国)とは、お友達になりやすいです。(中国人はさておき、韓国人はそこまで半日感情ありませんでした。私が会った人たちがたまたま良かったのかもしれないけど、みんないい子だったなぁ)
なので、最初の1週間で、相手がどっちのタイプなのか見極めて、付き合うと良いと思います。
やっぱり、困った時に助けてくれるのは、絶対に同じ日本人ですからね。
それに、日本人の友人が出来ると、グループでちょっとした連休なんかにラスベガスに一緒に行こう!なんてことも可能だと思います。
母国語が違う友人たちと「旅行」となると、一気にハードル上がっちゃうので、そんな中に、ひとりでも日本人の友人がいると心強いと思います。
最初にも書きましたが、「日本人から逃れたい!」という思いが強すぎると、今度は自分が「排除される」形になって、「ただの付き合いにくい人」になっちゃいます。
社会人留学生の場合、就労経験があるので、冷静になればその辺の距離感はうまく掴めるはずなのに、「お金を払ってここまで来たんだ!」「私は『勉強』するの!」とかそういった思い入れが強すぎるせいか、力み過ぎて空回っちゃう人がいるんですよね…。
こうなると悲しい…。
ちなみに、私が、日本人と付き合う上で気をつけていたのは、
日本語で話しかける時は、「すみません、込み入った話なんで、日本語で話して良いですか?」と一言断るようにしていました。
あと、他国の子が一緒に居る場合は、日本人同士でも英語で話す。端から見ると、非常に変な光景ですけど。笑。でも、こういう気遣いって絶対に大事だと思うんです。
国が同じ・違っても、みんな、感情を持った同じ人間ですからね。
ただ、間違いなく言えるのは、私が日本人とだけつるんでいたら、ダーリンにも出会えなかったし、今の英語力も無かったと思います。
英語が上達したいと思ったら、
ELIを飛び出して、ネイティブの英語に触れることがとっても大事
です。
※UCSDでもカンバセーションパートナーというリストをくれるのですが、彼らは生粋のアメリカ人とも限りません。(最近はFacebookで検索出来ますからね…あ、国籍違うなっていうのが一目瞭然)
それでは、この辺で。
ばいっ!!