30歳からのサンディエゴ

UCSD(カリフォルニア大学サンディエゴ校)ExtensionのELIコース→Business Management Programを修了→OPT→現地で就職した三十路です。San Diegoでの生活、ClassやProgramについて、ついでにアメリカ人のダーリンとのことについても書いていく予定。 記事の執筆依頼・お問い合わせはこちらからどうぞ→swell85.3diego@gmail.com

目的が無いお買い物を許してくれないアメリカ

とってもフレンドリーなアメリカ。

 

お店に入ると、確実に「How are you doing??」から始まり、今日は何をお探しですか?的な質問をされます。

 

それも入店10秒足らずで。

 

How are you doing?だけならまだしも、

 

入店10秒で「何をお探しですか』て!

 

そんなん決めてないよ!って、毎回心の中で突っ込む私です。

 

洋服だったら、その場で店内をぐるっと見渡して決めたいし、スーパーだったら、特売品を選んだり、「あ、そうそう今はコレが旬だったよね」みたいに野菜を手に取ったりしませんか?

 

そういうことがしたいから、ショッピングに来てるのに…。

 

ぶらっとお店に立ち寄ることも許されないのか、アメリカは!涙。

 

と叫びたくなりましたし、アメリカに来た当初は、

 

私には、みんながみんな、LUSHの店員に見えたものです。

 

お願いだから、ちょっとひとりで買い物させて?的な。そんなこんなで、最初は、買い物に出かけるのすら気が重かった…。

 

ただ、これ、How are you doing?は日本の「いらっしゃいませー」的な挨拶と同じような意味合いだし(とはいえ、How are you doing?と聞かれたら、無視せずちゃんとお返事しましょう。日本のいらっしゃいませーは一方通行だけれども)今日は何をお探しですかー?は、実はその後のセールストークに繋がるだけなので、それは、SweetとかGreatとかThat's good dealとか相づちを打ってかわせば良いだけなんですよね。笑。

 

最初は、お店に入るたびに繰り返されるこのやり取りにぐったりしていたんですが(ドラッグストアやスーパーですらこの調子ですからね…)最近はようやくそれも慣れてきたーというか、ダーリンのお店の人とのやり取りを見て、技を盗みました。笑。

 

基本、店員さんはみんなフレンドリーです。

 

そして入店の際やレジのお会計の時は、短ーいスキットがあると思えば良いんです。

 

たとえば、ダーリンの場合、レジの会計では

 

Hey, buddy. How are you doing?とかレジの店員さんに聞かれる前に聞いちゃってます。

 

(Hey, buddyって聞くと、カリフォルニアだわーって思うのは私だけではないはず)

 

これはオススメです。先制攻撃です。そうすると、相手もGood!そっちは?みたいに返してきてくれて、こちらはGreatとかGoodとかで返すだけで良いので、会話のテンポはこっちが握れます。

 

Is everything ok?(買い忘れない?)的なことも聞かれたりします。

 

日本みたいに「スーパーレジ店員」みたいな方はいらっしゃらないので(基本、のんびり)バーコード読み取りながら、「私もこの商品、お気に入りなのよ〜」とか話しかけてくるので(後ろは長蛇の列なのに…)「Absolutely」とかそんな風にお返事したら良いと思います。

 

ちなみに話しかけてくるのは、店員さんだけじゃなくて、お客さんも話しかけてきます。

 

私の場合、日本でもお年寄りキラーだったのもあってか、こちらでも

 

おばあちゃんにめっちゃ話しかけられます。笑。

 

「どっちのマニュキアの色が可愛いと思う?」とか「このお店、いっぱい安いものがあって、ついつい買っちゃうわよね〜」とか。

 

最初は、「い…いぇす」みたいな反応しか出来なかったんですが、最近は「そうなんですよね〜、ついついカゴ持っちゃうといっぱい買っちゃうから、持たなかったんだけど、見てよコレ(両手に荷物いっぱい)」みたいな冗談も出来るようになってきました。

 

でも、よくよく考えたらありがたいですよね。

 

どう見ても英語が話せなさそうなアジア人の私にだって、そうやって英語で話しかけてきてくれるんですから。

 

日本じゃ絶対にあり得ないことだなぁなんて思ったりします。

 

それでは、この辺で。

 

ばいっ!!