30歳からのサンディエゴ

UCSD(カリフォルニア大学サンディエゴ校)ExtensionのELIコース→Business Management Programを修了→OPT→現地で就職した三十路です。San Diegoでの生活、ClassやProgramについて、ついでにアメリカ人のダーリンとのことについても書いていく予定。 記事の執筆依頼・お問い合わせはこちらからどうぞ→swell85.3diego@gmail.com

<ビジネスマネジメントプログラム>2Qの途中だけど、プログラムをレビューしてみる

久しぶりに学校の話をば。

 

ブログのトップにも簡単に書いていますが、私はいま、UCSD(カリフォルニア大学サンディエゴ校)Extensionで、ビジネスマネジメントプログラムを受講しています。

 

ビジネスマネジメントプログラムについての説明は、Googleで検索すれば山と出てくると思うので、割愛しますが、このプログラムを修了するには(OPTを取得するには)3Qの授業を受けなければなりません。(2Qで修了しちゃう人も中にはいます。その場合は、OPTは取得出来ません。)

 

私は、いまこのプログラムのど真ん中、2Q目にいます。

 

以前の記事でも簡単に触れましたが、

 

swell85.hatenablog.com

 

このプログラムに期待しすぎると、ガッカリすること請け合いです。おそらく、このプログラムを取るだけでは、英語はできるようにならないので、「アメリカで働く」ことだけが目的なのではなく、「英語の上達」も目的の範疇にある人は、プログラムの開始前に「10週間程度のELIクラス」に通うのがオススメです。

 

ELIについての記事はこちら。

 

swell85.hatenablog.com

 

というのも、生徒のほとんどは、OPT目当てで来ているブラジル人のため(彼らは英語が、かなり話せます)彼らに授業の照準があってしまうと、もの凄い早さで授業が進んで行き、結果、落ちこぼれ感に苦しめられると思います。ま、誰もそんなこと気にしていないんですが、普通の日本人だったら、結構辛い...はず(経験談)

 

そして、おそらく、半数の人が誤解していると思うのですが、

 

ビジネスマネジメントプログラムの授業は大学の授業とは別モノです。

 

正直、大学に編入出来るだけの余力(英語力とか資金も含めて。あと年齢ね)がある人は、大学に行くことをおすすめします。

 

ビジネスマネジメントは、日本でいうところの、

 

カルチャースクールとか日本の大学もやっている生涯学習プログラムとほぼ同じ感覚

 

です。

 

なので、授業を教える先生は、大学教授ではなく、地元の実業家だったり、ビジネスフィールドに居る先生がほとんどです。(MBAホルダーが多いですね、やっぱり)授業の質に関して言えば、すっごくタメになる授業と、金返せ…と言いたくなる授業に二分されます。

 

ハッキリ言って、

 

当たり・ハズレがデカいです。

 

しかも、OPTを取得するためには授業は必修で、他に選択科目も無いため、先生がハズれた場合であっても、泣く泣く授業に通う羽目になります。

 

まぁ、授業の面白い・面白く無いは日本でも起こる問題なので、仕方ないなぁと思うんですが(個人の主観だしね)私が、UCSD(カリフォルニア大学サンディエゴ校)Extensionの運営側に声を大にして訴えたいのが、

 

ノンネイティブの先生とノンネイティブの学生を混ぜるな

 

これね、ほんと、混ぜるな危険!だと思うの…

 

1Qの授業では、先生がイタリア人、2Qの授業では先生がメキシコ人、イタリア人の授業があるのですが…

 

正直、英語が聞き取りづらい…

 

これ、留学生にとっては、致命的です。前期、どうしても先生の出した宿題プリントの「意味」が分からなくて、絶対にダーリンに宿題は頼らん!と決めていたんですが、この時ばかりは頼ったんです。

  

そしたら、ダーリンまでもが、

 

僕も意味分からん。

 

と。

 

最初は、専門的なこと過ぎて、やっぱりダーリンに聞いてもダメだったか…と思ったのですが、その後、ダーリンがルームメイトに、「ねぇねぇ、これ意味分かる?」とプリントを見せて、聞いたところ、

 

彼までもが

 

え…さっぱり意味分からん

 

えぇぇぇぇ!?

 

となって、よくよく聞いてみたところ、

 

そもそもこのプリントの質問文、英語の文法が意味為してないよ。先生、何人なの??

 

と。そりゃ、ネイティブですら理解できないんだから、ノンネイティブに理解しろって言っても無理な話だよ…。

 

まぁ、こんな程度の残念な授業もあります、ハッキリ言って。

 

OPTを調べると、斡旋企業のHPとかは良いことばっかりしか書いてないと思うんですよね。

 

でも、せっかくお金を投資するんですから、私は事実と向き合って、それでも「実」を取りに行くことが大事だと思うので、あえてネガティブな部分をさらしてみました。

 

ブラジル出身の生徒にとっては、このプログラムは「お金を払ってビザを買っている」に等しいので(彼らは移住目的です)授業よりもこちらでのコネクション作りに日々奔走しています。

 

何が言いたいかーというと、「とりあえず授業に参加してれば何かしらの学びがあるだろう…」という日本人的な思考はほぼ通用しないんですね。笑。

 

ネガティブなことを書いたので、ポジティブなことも書きたいと思います。笑。

 

1Qの授業は、うーん…な授業が多かったのですが、2Q目でようやく当たりの授業に出会えました!!

 

Presentation Techniques for Marketers

 

という授業です。名前の通り、プレゼンテーションを教えてくれる授業なんですけど、この内容が何とも明快です。

 

先生は、Patrick S. Millsap

(授業の名前は同じでも先生が違うと、質が全然違ってしまうので要注意です…)

 

さすが、プレゼンテーションを教える先生だけあって、生徒を引き込むのが上手なんです。3時間の授業もあっという間に過ぎて行きます。最初、若干racistなんじゃ…と思ったこともありましたが、最近自分も言い返せるようになってきたので、それもそれで楽しんでます。笑。

 

そして、何よりも楽しいのは、

 

毎回自分のプレゼンテーションが進化して行くのを感じ取れること。

 

あと、他の留学生のプレゼンテーションも見れるので、本当に勉強になります。イタリア人のプレゼンテーションはオシャレだし、ブラジル人のプレゼンテーションはカラフルなんですよね。笑。

 

この授業が取れたのは、本当にラッキーだったなと思います。先生が変わる可能性もあるので、要注意ですけどね。

 

それでは、この辺で。

 

ばいっ!