UCSDビジネスマネジメントプログラムの1Qをレビューしてみようかと思う
思いつきで色々と記事を書いているので、話が前後しちゃうんですけど。
私は、今、UCSD(カリフォルニア大学)Extensionで、ビジネスマネジメントプログラムを履修しています。あ、ちなみに専攻はMarketingです。
前回、2Q途中で、プログラム全体をレビューしてみました。
2Qの際に必修のインターンについては、こちらからどうぞー。
あ、インターン=必修って書きましたけど、必修ってわけでも無いみたい。実は、インターン中に「労働環境」についてスクールコーディネーターに訴えたことがあって、「そういう状況だったら、インターンシップのrequirementを授業の履修ってことで振り替えても良い」ってオファーされたんです。(この場合も、OPT申請は出来ます)
ただ、このとき、私はダーリンに相談して
「いまはこちらで働く意志がなくても、今後のことを考えたら、こちらでのインターンシップ経験はレジュメで絶対に有利になるからやり抜け!」
と言われ、やり抜いたに至ります。終わりよければすべてよしーで、今は耐えて良かったなと思いますけどね。
ちなみに、OPT中、数名の学生がカウンセラーに同じく「労働環境」を訴えるメールを送ってました。これ、どうにかならんのか…と。(カウンセラーも大変だろうなぁ…)
なので、無給のOPTインターンシップに関して言うと、とにかく質が悪いです。質が悪いということを分かっていた上で、それでも「何かを学び取ってやろう」という姿勢が大事なんだろうと思います。
私は、ここでノウハウを学んで、自分のブログを書いてみて、2週間足らずですけど、500hitまでいきました。
おそらく、私がインターンしていた企業のhit数よりいっていると思うので、学びはあったな!と思っています。笑。
さて。
本題の1Qの授業レビューですが、ざっと授業は6本。先にお伝えしたいのですが、これは私の主観ですし、個人差があって当然だと思います。それに、先生たちの「商売」を邪魔する気もありません。
ただ、先生だって、生徒のこと評価するんだから、こっちだって教授のことを評価したってええやんと私は思います。
ビジネスマネジメントに限っては、現状、生徒は「どの先生の授業を取るか」の選択が出来ません。だから、学校側から言われた授業を履修するしか無い、受け身しか選択の余地が無いんです。
なので、このレビューだって、無意味と言ったら、無意味だと思います。ただ、いつかこういったレビューが山となって公開される社会になっていって、教授の質も上がっていったら良いんじゃん?と思うのです。
さて、ではレビュー行ってみよー!(★3が普通です)
American Business History / Dana Fitch
★★☆☆☆
理由:先生はヒッピーなゆるーい先生です。授業は基本的に先生が作成したスライド、動画で進みます。教科書も購入する必要なし。
動画を見ているだけなので、なんか知識が表面を滑っていくだけな感じーです。苦笑。
先生は、愉快な先生なのでもっと話してくれる授業になれば面白いと思うんですけどね。
Business Law for Managers / Ale Sgubini
★☆☆☆☆
理由:以前の記事で、ダーリンに「英語が何言いたいんだかサッパリ分からん」と言わしめたのがこの先生。
イタリア出身なんだと思うんですけど、取り上げる内容がユニークすぎて、これもう少し一般的な話にしてくれない?って感じです。(取り上げるケースもイタリアからの移民とかだしね。イタリア人、贔屓しすぎなんだってば!)
教科書はrequirementされてるのに、全然使わず。
Elements of Marketing / Stephen Fritzenkotter
★★★☆☆
理由:マーケティングの基本を教えてくれる授業。教科書通りに進んで行くので、予習していれば大丈夫。
ビジネスフィールドにいる先生なのだけど、たまにゲストスピーカーを連れてきてくれて(Anjoさん)その方の話がとっても面白い!
でも、それ以外の授業はオーソドックスで、ケーススタディとかも特になし。至って、普通。もう少し、自分のビジネスの話とかしてくれたら良いのにな…と思う次第です。
実は、私、この先生にレポートを提出したら、とんでも無い低い点数でスコアが返ってきたことがありまして。
納得いかん!と思って聞いてみたら、味気ない、いかにも事務的な短いフィードバックが。まぁ、私のレポートが甘いってことなんですけど。
「今日中にやり直すからスコアを見直してくれ」と送ったんですけど、お返事も無く。
でも、今日中にやり直すって言ったし、絶対にやる!と心に決め、友達からのBarの誘いも断り、とにかくやり直しました。
で、夜の23:00に送信。夜遅いし、どうせ見るかも分からんし…とこの頃には達成感が勝っていて、スコアなんてどうでも良くなってました。
でも、このあと5分で返信が。簡単に言うと、
「グッジョブ!本当にやるなんて思って無かったよ!すごく良くなった。スコア見直しとくね!」というもの。笑。
思わず、試されてたかーと、吹いてしまいました。結果、レポート評価はAに。
そう、アメリカ人は頑張る人には優しいんです。
Financial Accounting for Non-Accountant / George Haloulakos
★★★☆☆
理由:出席を取らない先生なので、授業後半、ほとんどのブラジル人が消え去りました。笑。
先生はちょっと偏屈・変わり者だけど、生徒思いないい人。
質問すると丁寧に答えてくれます。
毎週ブラックボードへのコメント・宿題が出て、テストは基本、自宅履修。
教科書はrequirementがあるけど、ほとんど使わず。先生のお手製のスライドが肝。最初は簿記3級程度から進むのだけど、最後の方は簿記1級レベルになって、いきなりのジャンプアップ。簿記の知識がゼロの人は、簿記2級レベルまでは事前に勉強しておきたいところ。そうでないと結構辛いと思う。(私は簿記は2級は持ってるんですが、おお、これは知らんぞ!ということが結構ありました。かなり本格的です。)
Organizational Behavior / Maureen Orey
★☆☆☆☆
理由:ビックリするぐらい何も学びが無かった授業…。この授業に関しては、私だけでなく他の生徒からも不評。
「何も新しく学ぶことが無い」んです。
要は、一般常識。そんなこと授業で教えてくれなくても、普通は知ってるがな、的な。あと、ビデオばっかりなんですよね。普段、企業研修で講師をやってるおばちゃん達のようなのですが、これ、2時間程度の単発の研修ならまだしも、毎週、何時間も受けさせられるのは、本当に時間の無駄です。
UCSD Extensionの運営側もちょっと考え直してくれないかな…。
ここまで、実の無い授業も珍しい…。しかも、この先生、授業に参加するごとに「シール」をくれるんですけど、この行為もまたブラジル人生徒の怒りを買い、
「こちとら大人だし、金払って勉強しにきてるんだよ!馬鹿にすんな!」
と彼女がブチ切れするに至りました…。南無。
Practical Market Research / Chris Stiehl
★☆☆☆☆
理由:いや、昔は凄かったのは分かるんです…凄かったのは分かるんですけども…というお年を召された先生。
私たちの授業で教鞭をとるのは最後にするといっていったので、私たち以降の皆様はラッキーです…とだけ言います。
さらーっと書きましたが、私の1Qはこんな感じでした。法学部のくせにLawのクラスはB取りましたけどね。苦笑。それ以外はAで終えられたので、終わりよければ、すべてよしです。
それでは、この辺で。
ばいっ!