UCSDのELIとはこんなところだ
高校以降の「留学」というと、大学の交換留学でもない限り、ELI(もしくはESL)という大学併設の語学学校に通うことになると思います。
私は、UCSD(カリフォルニア大学サンディエゴ校)のELIしか通ったことがないのですが、今回は参考までにその話を。
UCSD(カリフォルニア大学サンディエゴ校)のELI校舎は、プレハブ小屋です。笑。Extensionと呼ばれていて、UCSD本体とは別物の運営機関になります。
ELIの生徒がせっせと払う授業料は、全部本体(UCSD)の方に吸い取られてると思うと、ちょっと切ない。苦笑。本体の校舎は、そのお金を存分に吸い取っているだけ合って、本当に綺麗です!ELIの生徒は本は借りられませんが、図書室は使えるし、学食も利用出来るので、ぜひ行ってみてください。
あと、今現在、ELIの生徒が受けられるBenefitは改悪に改悪を重ね、ついにはバスのフリーチケット制度が無くなってしまったとのこと。これ、ホームステイの生徒さんはかなり助けられてたんじゃないかと思うんですが、大きな痛手だと思います。(2015年現在、バスは初乗り$2.50)
先生の質は、一言で言うと、「当たり外れ」がデカい。この対処方法は、後で説明します。
さてさて。ELIに入ると、まず最初の2日間に分けて、プレイスメントテスト−レベル分けテストなるものを受けます。
リスニング、文法、エッセイ、スピーキングだったかな。クラスが低すぎると、スピーキングのテストはありません。
英語が本気で話せるようになりたい人、もしくは話せないと国で居場所がないって人は、このプレイスメントテストで106以上のクラスには行けるように必死で勉強してください。特に社会人留学の人。
この先の3ヶ月の未来が、このテストで決まります。
正直、106がいい意味でボーダーです。
遊んでるやつ/本気のやつ、ブラジル、スペイン語圏の生徒/アジア・中東の生徒、そこそこ大人(精神年齢が)/ガキのたむろ-などなど-あと、もっとビシッと言うと、「先生の質」が変わります。いろいろな意味で、106あたりに「見えない壁」的なものがあるんです。
偉そうなこと言っちゃいますけど、106取れないようだったら、留学してもお金の無駄です。むしろ、106取れるようになってから留学した方が、英語は飛躍的に伸びます。留学すれば、喋れるようになるんでしょ?ってことは絶対に無いのです。高いお金を払って留学するんですから、「留学」にすべてを期待するんじゃなくて、「留学」が起爆剤になるように、下準備はしっかりしておくべき。
とにかく、付け焼刃でも上位クラスに入ってしまえば、こちらのものです。プレイスメントテストだけは本気出して頑張ってください。
では、次のページでプレイスメントテストの主な勉強方法をお伝えします。