UCSDのELIプレイスメントテストを攻略する
さて、前回の記事
で書いた通り、今回は、ELIのプレイスメントテストの必勝法についてお伝えしたいと思います。
前回偉そうなこと言っておいて、お前のレベルはいくつやったんや?って突っ込まれる前に答えると、106です。笑。
だからこそ、106がボーダーってことを強く言いたい!105はほとんどお遊びで来ている連中。108は大学編入などを狙ってる生徒がグンと増えるーなので、この106&107は正直、ビミョーーーーなカオスゾーンです。
ちなみに、私の元の英語力は、TOEIC790で英語の準一級は1問外して落ちたというレベル。ノー勉で臨んで、106だったので、みなさんが本気で勉強すれば軽く超えられると思います。
さてさて。本題の勉強方法をご紹介します。以下は、昨年度のUCSD(カリフォルニア大学サンディエゴ校)のELIプレイスメントテストなので、他の学校や現在のプレイスメントテストについては同様かどうかは分かりませんので、悪しからず。
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文法
正直、TOEICの勉強したことがある人であれば、乗り切れるレベル。
どうしても勉強したい!ということであれば、TOEICの文法の箇所を徹底的にやりこむのがオススメ。ここは点数を稼げるところなので、ぜひ高得点を狙って欲しい。。。
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リスニング
私、これで撃沈しました。正直、TOEICのリスニングはほぼ満点に近かったので、舐めてかかってました。
これ、本気のリスニングなんです。どういうことかと言うと、「英検」とか「TOEIC」のリスニングテストの比では無い、「容赦ないアメリカ英語」が流れます。(おそらく先生同士が会話しているのを録音したのだと思われ)
正直、何言ってるかぜんっぜん分かんなかった。笑。
いわゆる省エネ発音(What I がワダイとかそういう発音に聞こえる例のヤツ)が凄まじく、渡米1週間でテストを受けた私は、全然耳が慣れてなくて、「なにいってんの?」って感じでした。笑。
こういったネイティブ英語の耳慣らしには、Hapa英会話のPodcastなんか良いんじゃないかなぁと思います。
(このHapa英会話って、すごく良いと思うんですよね。無料でここまで情報提供してくれて、本当に素晴らしいと思う。大好き。)
あと、お金払って勉強するならモゴモゴバスター。
名前はちょっとアレだし、HPもアレだけど、なかなか良い教材です。シャドーイングとしても最適。(レビューはまた今度)
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エッセイ
2つのお題が与えられて、どちらか好きな方を制限時間内に書きます。(制限時間は忘れた)ここでのポイントは、「英語のエッセイの書き方」を理解しておくことです。
Googleで「英語 エッセイ 書き方」なんて調べれば、ごまんとページがあると思うので、詳しくは割愛しますが、私の書き方は、
第一パラグラフ:問題の定義ーそうはいってもこういう問題点だってあるじゃない?的な。
第二パラグラフ:<持論の展開>第一に〜
第三パラグラフ:<持論の展開>第二に〜
第四パラグラフ:<持論の展開>第三に〜
第五パラグラフ:結論ーだから、やっぱり私はこう思う訳よ。的な。
たいていいつも↑の型です。笑。中身がスッカスカのエッセイを書いたにも関わらず、この型を守り抜いたせいなのか、エッセイでは8割方近い点数を取得しました。正直、1日で試験結果が出る&先生の人数を鑑みても、内容までしっかり読んでいるとはとても思えません…。なので、「英語のエッセイの型」をしっかり覚えて臨んでください。
英語のエッセイも大学入試の小論文テストとなんら変わりがない訳ですが、気をつけたいのが「最後のパラグラフで、第1〜第4で触れてないことを言っちゃダメ!」ってこと。
日本の小論文でありがちな「最後の最後でひっくり返す」とか「最後の最後で隠し球を披露」的な展開はナシです。
なので、エッセイを書き始める時は、いきなりカリカリ書き出すんじゃなくて、
- ConかProか自分の立ち位置を決める
- 立ち位置を決めたら、それを論証できるような事象を3つ用意
この下ごしらえをしてから書き始めてくださーい。(英語のエッセイになると、ここをかっ飛ばしちゃう人が多いんですよね。)
人それぞれ、書きやすさがあると思うので、「自分の書きやすいテンプレート」を早めに見つけておくことをお勧めします。
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スピーキング
一定のレベルを超えた人のみ、スピーキングのテストを受けます。スピーキングのテストは、簡単に言うと、「英検の二次試験」です。絵を見て、その状況を先生に伝えます。なので、効果的な方法としては、英検の二次試験の勉強ですかね。
オンラインの英会話を受講している人とか、こういうの得意なんじゃないかなー?
おそらく、このページを見てる人は、「ELI プレイスメントテスト」とかで検索かけたのかな。笑。
いい結果が出ることを祈ってます。
ばいっ!