30歳からのサンディエゴ

UCSD(カリフォルニア大学サンディエゴ校)ExtensionのELIコース→Business Management Programを修了→OPT→現地で就職した三十路です。San Diegoでの生活、ClassやProgramについて、ついでにアメリカ人のダーリンとのことについても書いていく予定。 記事の執筆依頼・お問い合わせはこちらからどうぞ→swell85.3diego@gmail.com

<ビジネスマネジメントプログラム>2Qの途中だけど、プログラムをレビューしてみる

久しぶりに学校の話をば。

 

ブログのトップにも簡単に書いていますが、私はいま、UCSD(カリフォルニア大学サンディエゴ校)Extensionで、ビジネスマネジメントプログラムを受講しています。

 

ビジネスマネジメントプログラムについての説明は、Googleで検索すれば山と出てくると思うので、割愛しますが、このプログラムを修了するには(OPTを取得するには)3Qの授業を受けなければなりません。(2Qで修了しちゃう人も中にはいます。その場合は、OPTは取得出来ません。)

 

私は、いまこのプログラムのど真ん中、2Q目にいます。

 

以前の記事でも簡単に触れましたが、

 

swell85.hatenablog.com

 

このプログラムに期待しすぎると、ガッカリすること請け合いです。おそらく、このプログラムを取るだけでは、英語はできるようにならないので、「アメリカで働く」ことだけが目的なのではなく、「英語の上達」も目的の範疇にある人は、プログラムの開始前に「10週間程度のELIクラス」に通うのがオススメです。

 

ELIについての記事はこちら。

 

swell85.hatenablog.com

 

というのも、生徒のほとんどは、OPT目当てで来ているブラジル人のため(彼らは英語が、かなり話せます)彼らに授業の照準があってしまうと、もの凄い早さで授業が進んで行き、結果、落ちこぼれ感に苦しめられると思います。ま、誰もそんなこと気にしていないんですが、普通の日本人だったら、結構辛い...はず(経験談)

 

そして、おそらく、半数の人が誤解していると思うのですが、

 

ビジネスマネジメントプログラムの授業は大学の授業とは別モノです。

 

正直、大学に編入出来るだけの余力(英語力とか資金も含めて。あと年齢ね)がある人は、大学に行くことをおすすめします。

 

ビジネスマネジメントは、日本でいうところの、

 

カルチャースクールとか日本の大学もやっている生涯学習プログラムとほぼ同じ感覚

 

です。

 

なので、授業を教える先生は、大学教授ではなく、地元の実業家だったり、ビジネスフィールドに居る先生がほとんどです。(MBAホルダーが多いですね、やっぱり)授業の質に関して言えば、すっごくタメになる授業と、金返せ…と言いたくなる授業に二分されます。

 

ハッキリ言って、

 

当たり・ハズレがデカいです。

 

しかも、OPTを取得するためには授業は必修で、他に選択科目も無いため、先生がハズれた場合であっても、泣く泣く授業に通う羽目になります。

 

まぁ、授業の面白い・面白く無いは日本でも起こる問題なので、仕方ないなぁと思うんですが(個人の主観だしね)私が、UCSD(カリフォルニア大学サンディエゴ校)Extensionの運営側に声を大にして訴えたいのが、

 

ノンネイティブの先生とノンネイティブの学生を混ぜるな

 

これね、ほんと、混ぜるな危険!だと思うの…

 

1Qの授業では、先生がイタリア人、2Qの授業では先生がメキシコ人、イタリア人の授業があるのですが…

 

正直、英語が聞き取りづらい…

 

これ、留学生にとっては、致命的です。前期、どうしても先生の出した宿題プリントの「意味」が分からなくて、絶対にダーリンに宿題は頼らん!と決めていたんですが、この時ばかりは頼ったんです。

  

そしたら、ダーリンまでもが、

 

僕も意味分からん。

 

と。

 

最初は、専門的なこと過ぎて、やっぱりダーリンに聞いてもダメだったか…と思ったのですが、その後、ダーリンがルームメイトに、「ねぇねぇ、これ意味分かる?」とプリントを見せて、聞いたところ、

 

彼までもが

 

え…さっぱり意味分からん

 

えぇぇぇぇ!?

 

となって、よくよく聞いてみたところ、

 

そもそもこのプリントの質問文、英語の文法が意味為してないよ。先生、何人なの??

 

と。そりゃ、ネイティブですら理解できないんだから、ノンネイティブに理解しろって言っても無理な話だよ…。

 

まぁ、こんな程度の残念な授業もあります、ハッキリ言って。

 

OPTを調べると、斡旋企業のHPとかは良いことばっかりしか書いてないと思うんですよね。

 

でも、せっかくお金を投資するんですから、私は事実と向き合って、それでも「実」を取りに行くことが大事だと思うので、あえてネガティブな部分をさらしてみました。

 

ブラジル出身の生徒にとっては、このプログラムは「お金を払ってビザを買っている」に等しいので(彼らは移住目的です)授業よりもこちらでのコネクション作りに日々奔走しています。

 

何が言いたいかーというと、「とりあえず授業に参加してれば何かしらの学びがあるだろう…」という日本人的な思考はほぼ通用しないんですね。笑。

 

ネガティブなことを書いたので、ポジティブなことも書きたいと思います。笑。

 

1Qの授業は、うーん…な授業が多かったのですが、2Q目でようやく当たりの授業に出会えました!!

 

Presentation Techniques for Marketers

 

という授業です。名前の通り、プレゼンテーションを教えてくれる授業なんですけど、この内容が何とも明快です。

 

先生は、Patrick S. Millsap

(授業の名前は同じでも先生が違うと、質が全然違ってしまうので要注意です…)

 

さすが、プレゼンテーションを教える先生だけあって、生徒を引き込むのが上手なんです。3時間の授業もあっという間に過ぎて行きます。最初、若干racistなんじゃ…と思ったこともありましたが、最近自分も言い返せるようになってきたので、それもそれで楽しんでます。笑。

 

そして、何よりも楽しいのは、

 

毎回自分のプレゼンテーションが進化して行くのを感じ取れること。

 

あと、他の留学生のプレゼンテーションも見れるので、本当に勉強になります。イタリア人のプレゼンテーションはオシャレだし、ブラジル人のプレゼンテーションはカラフルなんですよね。笑。

 

この授業が取れたのは、本当にラッキーだったなと思います。先生が変わる可能性もあるので、要注意ですけどね。

 

それでは、この辺で。

 

ばいっ!

目的が無いお買い物を許してくれないアメリカ

とってもフレンドリーなアメリカ。

 

お店に入ると、確実に「How are you doing??」から始まり、今日は何をお探しですか?的な質問をされます。

 

それも入店10秒足らずで。

 

How are you doing?だけならまだしも、

 

入店10秒で「何をお探しですか』て!

 

そんなん決めてないよ!って、毎回心の中で突っ込む私です。

 

洋服だったら、その場で店内をぐるっと見渡して決めたいし、スーパーだったら、特売品を選んだり、「あ、そうそう今はコレが旬だったよね」みたいに野菜を手に取ったりしませんか?

 

そういうことがしたいから、ショッピングに来てるのに…。

 

ぶらっとお店に立ち寄ることも許されないのか、アメリカは!涙。

 

と叫びたくなりましたし、アメリカに来た当初は、

 

私には、みんながみんな、LUSHの店員に見えたものです。

 

お願いだから、ちょっとひとりで買い物させて?的な。そんなこんなで、最初は、買い物に出かけるのすら気が重かった…。

 

ただ、これ、How are you doing?は日本の「いらっしゃいませー」的な挨拶と同じような意味合いだし(とはいえ、How are you doing?と聞かれたら、無視せずちゃんとお返事しましょう。日本のいらっしゃいませーは一方通行だけれども)今日は何をお探しですかー?は、実はその後のセールストークに繋がるだけなので、それは、SweetとかGreatとかThat's good dealとか相づちを打ってかわせば良いだけなんですよね。笑。

 

最初は、お店に入るたびに繰り返されるこのやり取りにぐったりしていたんですが(ドラッグストアやスーパーですらこの調子ですからね…)最近はようやくそれも慣れてきたーというか、ダーリンのお店の人とのやり取りを見て、技を盗みました。笑。

 

基本、店員さんはみんなフレンドリーです。

 

そして入店の際やレジのお会計の時は、短ーいスキットがあると思えば良いんです。

 

たとえば、ダーリンの場合、レジの会計では

 

Hey, buddy. How are you doing?とかレジの店員さんに聞かれる前に聞いちゃってます。

 

(Hey, buddyって聞くと、カリフォルニアだわーって思うのは私だけではないはず)

 

これはオススメです。先制攻撃です。そうすると、相手もGood!そっちは?みたいに返してきてくれて、こちらはGreatとかGoodとかで返すだけで良いので、会話のテンポはこっちが握れます。

 

Is everything ok?(買い忘れない?)的なことも聞かれたりします。

 

日本みたいに「スーパーレジ店員」みたいな方はいらっしゃらないので(基本、のんびり)バーコード読み取りながら、「私もこの商品、お気に入りなのよ〜」とか話しかけてくるので(後ろは長蛇の列なのに…)「Absolutely」とかそんな風にお返事したら良いと思います。

 

ちなみに話しかけてくるのは、店員さんだけじゃなくて、お客さんも話しかけてきます。

 

私の場合、日本でもお年寄りキラーだったのもあってか、こちらでも

 

おばあちゃんにめっちゃ話しかけられます。笑。

 

「どっちのマニュキアの色が可愛いと思う?」とか「このお店、いっぱい安いものがあって、ついつい買っちゃうわよね〜」とか。

 

最初は、「い…いぇす」みたいな反応しか出来なかったんですが、最近は「そうなんですよね〜、ついついカゴ持っちゃうといっぱい買っちゃうから、持たなかったんだけど、見てよコレ(両手に荷物いっぱい)」みたいな冗談も出来るようになってきました。

 

でも、よくよく考えたらありがたいですよね。

 

どう見ても英語が話せなさそうなアジア人の私にだって、そうやって英語で話しかけてきてくれるんですから。

 

日本じゃ絶対にあり得ないことだなぁなんて思ったりします。

 

それでは、この辺で。

 

ばいっ!!

諸外国と日本の教育の違いをちょっと真面目に考えてみる

諸外国と日本の教育の違いを考えてみると、

 

日本の競争力、ひっく!!!

 

って、本当に痛感しています。

 

もし、子どもが産まれたら、高校か大学で(いや、大学が良いかな…)海外に放り出したいです。

 

私は、こちらに来て数ヶ月、劣等感というか後悔に悩まされました。

 

おそらく自分だけかもしれませんが、

  • 圧倒的な英語力の低さ

  • 「大学」での専攻に対する自分の甘い考え

  • 職業選択について

の三点にはかなりの劣等感を感じて、日々泣きたかったのを覚えています。

 

3ヶ月を終えたあたりで吹っ切れましたけどね。でも、やっぱりたまにこの劣等感がムクムクと頭をもたげるのは事実です。

 

まず、英語力の低さですが…

 

日本の義務教育を修了しただけでは、英語は絶対に話せません。

 

ELIとかで日本ではどれぐらい英語の勉強をしてたの?と聞かれると思いますが、へぇ、6年も勉強してて、この程度か…的な反応は間違いなくされると思いますし、私はサウジアラビア人にかなり馬鹿にされて悔しかったのを覚えています。

 

というのも、彼らは

 

文法は出来ないけど、喋れる

 

んですね。彼らが英語の文法がからきしだめなのは、アラビア語は右から左に書き進めるため、左から右に文字が走る、英語には馴染めないのです。

 

なので、彼らはテストでスコアが取れず、結構低いクラスにいたりするのですが、実は喋れるため、「テストの点数はとれるけど、喋れないアジア人」を心底馬鹿にしています。

 

まぁ彼らは、戒律の厳しい国からいきなり自由の国アメリカに来て、はじけてしまい、ほとんど勉強しない場合が多いので、しこしこ勉強して見返しましょう。笑。

 

そして、授業中、日本以外の留学生はとても積極的に授業に参加します。

 

先生が生徒に質問すると、必ず手を挙げて答えます。

 

恐らく、話には聞いてても、この光景に最初は圧倒されるはず

 

私は、最初、答えられない自分にもの凄く空しさを感じました。今でも授業中に発言する時はビクビクしてしまいます。

 

さらに、授業だけではなくて、生徒同士のグループワークでも容赦がありません。ほとんどの生徒が自分の意見を押し通してくるので、

 

日本人生徒は大抵の場合、気圧されます。

 

留学生同士のグループワークの場合、お互い英語力が乏しいゆえ、自分の意見に対して「NO」とか言われて、いきなりバッサリ斬られることもあるので、ビックリしないようにしましょう。(経験談)

 

ちなみに、ネイティブはどんなにしょーもない意見やアイディアに対しても、真っ向から否定すること無く、一度受け止めて

 

「うんうん、そうだねー。でも、僕の意見はこうだな」

 

って感じで言ってくるので、実はアメリカ人は、日本人よりも空気を読む生き物なのでは?と最近、思っています。

 

さらに、アメリカでは、基本的に「大学の専攻」が「仕事」に結びついています。

 

というか、専攻が日本より細分化しているからそういうことが実現出来るのかもしれないと思うけど。

 

具体的には、法学部に行けば、ほとんどが弁護士になるし、経済学部に行けばファイナンスの仕事に就くーこんな感じです。

 

自己紹介で、フリートークではなく、「名前・出身地・大学の専攻」とか自己紹介項目が決められている場合、私は自分の専攻を言うのがとっても嫌でした…。

 

私、一応法学部卒なのですが、いまの仕事もというか今までの仕事も法学部出身が活かせるような仕事に就いたことがありません。

 

でも、こっちで「何を専攻してたの?」っていうのは初対面ではよく聞かれる質問で(こちらは年齢とか聞くのが失礼に当たるので、学生してますっていうと何を勉強してる・してたの?って話になるのが普通です)

 

「法学部です」

 

と答えると、100%の確率で、

 

「じゃ、ロースクールで勉強するために来たんだね!」

 

と言われます。

 

違うんだなー、これが。苦笑。

 

すると今度は「え?なんで法学部出身なのにロースクール行かないの?」って質問が矢継ぎ早に飛んできて、「今はマーケティングを勉強していて、オンラインでCPAの勉強もしているよ(これは自分で勉強しているんですけど)」と言うと、ますます彼らは混乱するみたいで、このアジア人は何を目指してるんだ!?という顔をされます。笑。(ちなみに私が目指しているのは、器用貧乏を活かしての、究極のゼネラリストです。)

 

最初は、この怪訝な顔をされるのが、本当に嫌だったんですけど(受け入れられていないような気がして寂しかった…)もう慣れました。笑。

 

そもそも、法学部を選んだのは、

 

就職活動で、全業種で潰しが効くから

 

というしょーもない理由なので、説明しても分かってもらえないんですよね。苦笑。

 

ちなみに、ダーリンは、この私の迷走っぷりを「スマート」と評価してくれます。

 

恋が人の目を盲目にするのは人種が違っても同じみたいです。

 

結局、日本で教育を受けていると、「日本でしか生きていけない子」が出来上がるんです。

 

このグローバル社会において、競争力ゼロ、サバイバル能力ゼロです…。

 

まず、英語を話せることは絶対条件なのに、それすら出来ませんからね。英語が話せるようになるには、親が学校外の教育にそれなりのお金をつぎこまなければなりません。

 

なんの国の策略なの、これ。笑。

 

あと、日本では「出身校」ばかりが評価されますが、アメリカで評価されるのは、もちろん出身校も…ですが、その学校で

 

どんな成績をとったか

 

が重要なので、入った後も気が抜けず、勉強漬けの毎日になります。

 

だからこそ、これが将来に結びつくようなことでなければこんなにも勉強できないーということも出来ると思うんですけど。

 

それに、大学を卒業して、すぐに働きだす人もそんなには多く無くて、一年旅行に行ったり…なんてこともしています。

 

日本みたいに全員が同じ入社時期でーというのはありません。

 

私、日本という国は大好きですけど、このままだと「出来る人間」はどんどん国を捨てて、海外に出て行くんだろうなと思いました。

 

日本って「同じ」であることが美徳なんですよね。

 

入学時期も同じ、学力もみんなで足並み揃えて…みたいに。

だからこそ、「同じ」の中でしか競争が起きなくて、結局、どんぐりの背比べなんだなと思いました。

 

アメリカよりの文章になってしまいましたが、私は日本という国が大好きだし、こちらに来て、アメリカには無い日本の良さをもいっぱい知りました。

 

だからこそ、いつまでも実り豊かな日本であるように、若年層の教育には本当に力を注いで欲しいなって思います。

 

国を変えるのは、まずは教育から。

 

なんか格好良いこと言っちゃったので、今回はこの辺で。

 

ばいっ!!

エッグドナーになって$6K稼ごうという話

こちらでも数冊、日本人用のフリーマガジンが発行されているのですが(本当にありがたい)その中で、日本人的には、ウッときてしまうのが、

 

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この「エッグドナー募集」の広告です。

 

卵子提供で、$6,000。一見、とっても割に良いバイトに思えますが、大学で一応医事刑法を専攻していて、「代理母出産」とか「出産前診断」とかが専門分野だった私は、短期的なお金を手に入れるために、卵子ドナーになるというのであれば、その前によくよく考え直して欲しいと思います。

 

卵子ドナーになるということは、簡単に言うと、

 

自分の遺伝子を持ったこどもがどこかで産まれる可能性がある

 

ということです。しかも、その相手にあなたが会うことはないし、子どもに会うこともありません。

 

こういった広告ではたいてい、「今までに●●人の留学生が協力してー」みたいな謳い文句があったり、30歳までーとかの年齢制限があるので、おそらく提供しているのは、若い20代前半の女の子なんだと思います。

 

だからこそ、その後の人生、もしかしたら一生悩むかもしれない選択肢を取って欲しくありません。

 

私が、この話をしたのは、実は、

 

ダーリンの妹がエッグドナーになると言い出したから

 

です。ダーリンの妹は、23歳。ついこの間、バケーションでサンディエゴに遊びにきて、すっかり大好きになってしまい、サンディエゴに移住する!と私たちに宣言してした矢先の話でした。

 

もちろん、私もダーリンも大反対。

 

いつか後悔するかもしれない、それに、薬も接種しなきゃいけないし、卵だって一個だけ取られて行く訳じゃない。身体にも負担が掛かるんだから、そんなことしちゃいけない!とダーリンも私も説得したのですが、「友達がエッグドナーを使って、妊娠したから、人の役に立てる良いことだと思う!」とありがちな理由を挙げて、なかなか納得してくれず。

 

とりあえず来月にコンサルテーションに行って、それから考えるからとの話に落ち着いたのですが…

 

考えを変えてくれることをダーリンも私も祈ってます。

 

さて、そんなシリアスな話の時に私が引っかかったのが、彼女が私に伝えてきた金額でした。

 

もし卵子提供したら、$7K〜$9Kもらえるの!!

 

ん??

 

日本の卵子ドナー提供のお金より、高いやんけ。笑。

 

はい、出ました。また、このパターンです。苦笑。

 

swell85.hatenablog.com

 

要は、この卵子ドナーの件で行ったら、$1K〜$3Kはピンハネされるということです。笑。

 

美味しい商売だなー。苦笑。

 

卵子提供して、値段までダンピングされて…

 

そこまでして、お金欲しいですか?

 

先入観もあると思いますが、

 

20代前半の女子を対象にしている以上、それぐらいの年齢の子がよくよくそういった事情を調べているとも思えないし、そこまでしてお金欲しいなら、日本語の卵子ドナーの募集広告から応募するんじゃなくて、英語で卵子ドナーの広告を探した方が良いと思います。

 

無知は搾取されるだけです。

 

何も知らないで、こちらに来た留学生なんて、本当に良いカモなんです。

 

美味しい話があったら、絶対に疑ってください。よく考えてください。

 

そして、娘を留学生としてアメリカに送り出すお父さん&お母さんは、こういったことのメリット・デメリットを娘と話し合うべきだと思います。

 

お父さんとお母さんにお金の負担を掛けたく無いからーとかそういった理由で安易に手を出すかもしれません。そんな風に後で言われたら、泣くに泣けないですよ。

 

それと、「エッグドナー サンディエゴ」みたいな検索で飛んできた人は、そもそもその提示されている値段がダンピングされてるってことを知ってください。

 

説教くさくなる前にこの辺で。

 

ばいっ!

サンディエゴでお呼ばれの時に最適な手土産を探す!

以前、アメリカのポットラックパーティーに呼ばれた時は、こんなものがウケましたというレビューをしましたが、

 

swell85.hatenablog.com

 

作るのが一番良いと分かっていても、やっぱり手作りは大変なんですよね。それに、手作りするほどでも無いんだけど、なんか持って行きたいなーって時ありませんか?

 

そんな時におすすめなのが、Nothing Bundt Cakesです。

 

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かわいいーーーーーー!!!

 

ケーキに、アイシングのデコレーションが掛かっているシンプルなものなんですが、追加で足せるデコレーションで如何様にも派手に&可愛く出来るんです。笑。

 

クリスマスパーティーに呼ばれた時は、ここのベルベッドケーキを持ち込んだんですが、デコレーション付きで$29.50(税別)でした。

 

あと、以前、ダーリンの職場に立ち寄ったことがあったので、その時はみんなに

 

Nothing Bundtinis($20.50)を購入しても持って行きました。

 

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可愛くて、女子にもウケましたよー!

 

金額は、どうやら店舗によって若干の差がさるみたいなので、チェックしてください。アメリカ全土にあるようなので、サンディエゴ以外にお住まいの方も機会があれば、是非!!

 

肝心の味ですが、とってもアメリカンな味がしますが、

 

美味しいです。

 

甘めのふかふかシフォンケーキといったところかな。(シフォンケーキよりはちょっと固め)

 

以前、お邪魔したお宅では、これ、出産した時に病院に持ってきてくれたお友達がいて、それ以来大好きなのー!!と喜ばれました。

 

なので、ちょっとしたお祝い事とかそういったことにも最適みたいです。

 

ちなみに、ダーリンは「美味しい…でも…太っちゃう…でも美味しい…」と言いながら食べてました。

 

お一人様用のサイズは、ひとつ、$6.49からなので、機会があれば是非試してみてください。

 

お店のメーリングリストに登録すると、たまにクーポンも送られてきます♪

 

あと、みんなでワイワイシェアしたいということであれば、

 

VG Donut & Bakeryのドーナツ、クッキーもおすすめです。

 

とにかく安い!!

 

見た目よりも数をドサッと持ち込みたい!という時にはおすすめです。

 

もちろん、クリスピークリームドーナツとかでも良いと思いますけど、こちらの人はローカルなものを喜びます。

 

 

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見た目も可愛いっ!!

 

もし、他にもこんなお店がサンディエゴにあるよーということがあれば、ぜひ教えて欲しいです。

 

それではこの辺で。

 

ばいっ!!

ポットラックパーティーに日本人は何を持って行けば良いのか

前回の記事でも書きましたが

 

swell85.hatenablog.com

 

アメリカは何かって言うとパーティーです。笑。

 

基本的に、日本で居酒屋に行く感覚でお友達宅でパーティーしますから、呼ばれた際は、お酒(ワインとか日本人だと日本酒とか持って行くと喜ばれます)とかおかずを作って持って行くのが普通です。

 

誘われると、やっぱり嬉しいものですけど、同時に困るのが

 

何持って行けば良いんだろう

 

ってことだと思います。

 

というわけで、今回は、私が今までに、ポットラックで持ち込んだアイテムについてご紹介します♪

 

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↑の写真は、私がThanksgivingの時に持ち寄った料理たち。

 

手前からちらし寿司、中列左がビーフン、中列右が肉じゃが、一番奥が黒ごまプリンです。

 

本来であれば、そもそもこんなに持ち込む必要は無いんですけど、初めてのパーティーだったことと、そもそも何がアメリカ人に刺さるかも分からなかったので、これに加えて、さらには日本酒(一升瓶)まで持ち込みました。苦笑。

 

五段階評価でウケを評価すると、(星3つがSo-so)

ちらし寿司   ★★★☆☆

ビーフン     ★★☆☆☆

肉じゃが    ★★★★★

黒ごまプリン  ★★★☆☆

って感じでした。

 

こちらでお寿司って言うと、やっぱりロール(カリフォルニアロールとか)なんですよね。なので、ちらし寿司は結構、珍しかったみたい。

 

あと、生魚が無理という人もいるので、持って行く前に確認した方が良いかなと思います。ちらし寿司では、みんなこの「錦糸卵」にどうやって作るの?って興味津々でした。笑。

 

ビーフンがso-soを下回ったのは、私が味付けにオイスターソースを使ったからだと思います。

 

私のダーリン、ルームメイトともにオイスターソースに抵抗は無いんですが、やっぱり独特の匂いが無理…!というアメリカ人も多いです。

 

アメリカ人が多いポットラックでは、オイスターソースの味付けは避けた方が無難かもしれません。

 

そして、一番アメリカ人にウケたのが、

 

肉じゃが

 

甘めの味付けが彼らにウケた模様。「美味しい!これどうやって作るの!?」とダーリンも大絶賛でした。

 

黒ごまプリンは、日本でもある牛乳を注いで作る簡単なやつで、Cheatしました。笑。アメリカ人は「黒いものを口にすること」(ノリとか)に抵抗があるので、可愛いカラフルなカップに入れて、ごまかしています。笑。

 

でも、あえて「黒ごま」にしたのは、日本っぽいものが食べたいとのオーダーだったので、これは珍しいだろうなと思い、黒ごまにしました。

 

味は好評でしたけど、色のせいなのか、お腹いっぱいのせいなのか、積極的に手が伸びる感じではなかったです。

 

写真じゃ分かりにくいですけど、実は、お皿も全部和風で揃えてます。やっぱり、料理だけじゃなくて、こういった見た目も大切だと思うので、私の小さなこだわりです。

 

ちなみに、食べきれなかった場合は、持ち寄った人が持ち帰ることになります。アメリカは、レストランもそうですが、食べきれなかったものはBOXに入れて持って買えるのが普通で、2-3日は冷蔵庫で保管して食べきっちゃうのが普通です。

 

日本では、なかなか無い感覚ですよね。

 

そうそう、Thanksgivingの日、ダーリンが何を持ち込んだかというと、ターキーを持ち込んでおりました。

 

なんと、自分で仕込んで。

 

こちらは「お肉」となると、基本、男性の仕事なので、こういったことをせっせとやってくれます。

 

あと、ダーリンがいつも持ち込むのが、

 

Humus(フムス)+野菜スティックです。

 

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こちらはベジタリアンの人が多いので、ひよこ豆で作るHumusはパーティーでは超無難な一品なのです。

 

↑のHumusは私が作った、ピンクフムス♪ビーツで色付けしました。

 

ダーリンもひよこ豆だけじゃなくて、黒豆で作ったり、アレンジしてます。

 

これ、いろんな色のHumus(フムス)を持ち込んだら、絶対に可愛いと思います。

 

そして、私がクラスメイトとのポットラックパーティーに持ち込んだのが、

 

 

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左から、鮭の南蛮漬け、中央が鶏の唐揚げ、右が海老マヨです。

 

この時は、インド人の子が数人居て、「豚肉」「牛肉」が食べられないので、お肉は、チキンにしました。

 

(そのインド人曰く、牛はうーん…食べちゃったことあるけど、豚肉だけは絶対に食べないーだそうです。)

 

これも五段階評価でウケを評価すると、

 

鮭の南蛮漬け ★★★★☆

鶏の唐揚げ  ★★★★★

海老マヨ   ★★★★★

 

という感じだったかなと思います。

 

鶏の唐揚げ、海老マヨは売り切れました。

 

前よりも品数少ないですけど、やっぱり日本人の私。居酒屋で小皿をつまむのが普通なので、一品どーんと持って行くっていう感覚がないんですよね。苦笑。

 

今回も3皿作ってしまいました。苦笑。

 

鳥の唐揚げは、正確に言うと「竜田揚げ」なのですが、「醤油・にんにく・酒・しょうが」の下味がバカウケ。

 

あと、竜田揚げのサクサクした食感もコチラの人は好きです。

 

そして、海老マヨは、どこに行っても不動の人気ですね。

 

実は、ダーリン・ダーリンのルームメイトの大好物で、今までにも何回か「作って!!」とリクエストされています。さらに、ダーリンのお友達が遊びにきた時も、「あれ、作ってくれる?」と頼まれるので、恐らく万人ウケするメニューと言って良いんだろうなと思います。

 

そして、鮭の南蛮漬けは、なぜか

 

ロシア人にバカウケ

 

しました。

 

なぜだ。笑。ロシア人だけは、この鮭の南蛮漬けに★5つはくれるんじゃないかと思います。笑。

 

ダーリンも好きですけどね。ダーリン曰く、さっぱりしていて、タマネギや人参のお野菜も一緒にとれるのが良いんだそうです。

 

ちなみに、エビも鮭も日系スーパーで買うと高いので、韓国系スーパーでSASHIMI GRADEの魚&量り売りのエビをまとめて購入するのがおすすめです。

 

時間がない時は、日本酒を持ち込むだけでも喜ばれると思います。クリスマスプレゼントに金箔入りの日本酒を持って行った時は、それだけでとても盛り上がりました。笑。

 

どちらにせよ、パーティーに誘われたとき、

 

私たち「外国人」に求められているのは、「その国らしさ」です。

 

何持って行けば良い?とダイレクトに聞くと、高確率で「Authenticフードが食べたい!」って言われると思います。笑。

 

美味しい料理は、みんなを笑顔にしますよね。

 

それでは、この辺で。

 

ばいっ!

アメリカのパーティーを日本人はどう乗り切るべきなのか

アメリカ人は何かにつけて、

 

パーティーをします。

 

ダーリンは私よりも年上なので、Party Peopleからはとっくに卒業していますが、それでも、

 

1月:New Year Party

2月:Super Bawl Party

5月:Cinco de Mayo

7月: Independent Party

11月:Thanksgiving Party

12月:Christmas Party/ New Year's Eve Party

 

↑のパーティーは絶対しますし(ホスト側、招待側問わず)その間もホームパーティー、会社のパーティーやお友達の誕生日パーティーなどがちょくちょく開かれます。

 

パーティーは、基本、配偶者もしくは恋人がいれば、一緒に参加。

 

日本では会社の飲み会に彼女(奥さんならまだしも)が登場するってありえない光景ですが、こちらでは普通のこと。

 

むしろ誘わないと「なんで誘ってくれないの?」とパートナーからキレられたりもするらしいです。

 

ダーリンはデーティング中から私のことをパーティーに誘ってくれていたのですが、誘ってくれるダーリンの気持ちはめっちゃ嬉しいものの、私、このアメリカのパーティーが

 

本当に苦手です。泣。

 

「だって、何言ってるか分かんないし、知らない人ばっかりで全然楽しくないもん」と言うのが、私の正直な気持ちなのですが、これは「文化」だし、なによりも恋人がいるのに、パーティーに連れてこないというのは、こちらでは本当に「変」なことなので、ダーリンの手前、頑張るしかありません。

 

とはいえ、身体が拒否反応を起こして、パーティー前にお腹を壊したりするぐらい嫌いです。笑。

 

実は、私はダーリンが催したNew Year's Party中(アメリカに来て3ヶ月目)周りがネイティブばっかりで(しかもこの時、みんな初対面…)みんなの会話が高速になり、何言ってるのか分からなくなって、パニックを起こしました。しかも、ダーリンもこの時はホスト側で軽く酔っぱらっていたのもあり、私に気を配れるような状況でもなく。猛烈な孤独感に襲われた私は(日本だったら、こたつでみかん食べながら、除夜の鐘を聞いてる時ですからね…)

 

トイレでひっそりと泣いたことがあります。

 

(今思い返すと、笑えますけど。)

 

ダーリンは私がなんで泣いているかも理解できなくて、「みんなと普通に話せば良いんだよ?」と慰められたんですが、

 

それが難しいから泣いとるんじゃ、ボケ。

 

という話です。

 

その後、ダーリンに日本ではパーティーなんて文化は無いのということを説明し、でも、こっちに合わせられるように頑張るから、パーティー中に絶対にひとりにしないでということを訴え、今に至ります。

 

それ以来、ダーリンはパーティー中、私のことを放っておくこともなくなって、私も段々と居心地の悪さを感じなくなってきました。

 

それに、何度もパーティーで顔を合わせるようになったので、その人たち&その人たちの英語に慣れてきたというのもあると思います。

 

最近、

 

アメリカ人のパーティー(特にホームパーティー)って、日本で言うところの「飲みに行く」の感覚に近いということに気付きました。

 

こちらって、バーが深夜を超えて営業しているって滅多に無いので、友達の家にお酒を持ち込んでパーティー…といった感覚です。

 

ついでに日本って飲んだ後に、カラオケいきますよね?

 

こちらにカラ館や歌広場は無いのですが、なんせ家がデカいので、ドラムセットやらギターなどなどが家に普通に置いてあります。(ちなみに、ダーリンはドラムが上手です)

 

で、飲んだ後にジャムりだすんですね。

 

結局、やってることや話の内容もですが、「一次会」「二次会」「〆のカラオケ」が英語で、さらに家の中で行われているだけで 

 

日本の飲み会となんら変わらん

 

と気付いたとき、私はだいぶ気楽になりました。

 

まぁ、未だにパーティーを楽しむにはほど遠く、

 

笑顔をべったりと顔に貼付けてのぞむ

 

って状態ですけどね。笑。

 

とにかく愛想良くしておけば、なんとかなります!!笑。というか、自分の評価=パートナーの評価にも繋がるので、笑顔でいることが一番大事なんです。

 

よーく見ていれば分かると思うのですが、このパーティーの場で、全員が全員「楽しく」話しているわけではありません。でも、そんな人たちや大人の会話に参加出来ないこどもですら、

 

このパーティー中はニコニコしているのです。

 

すげーな、アメリカ人。

 

これは、私だけなのかもしれませんが、アメリカは国内に時差があるぐらい馬鹿でかい国なので、正直同じアメリカ人でも全然発音が違って、聞き取りにくかったりもするし、教育レベルが違うと、使う単語も違ってくるので、その人の話す英語のクセに慣れるには、やっぱり時間が掛かるんですよね。

 

もともとはおしゃべりが好きなタイプなので、いつか冗談や気の利いたことも言えるぐらいにはなりたいなぁと、いつも思います。

 

まぁ、まずは場数を踏んで、慣れるところからですね。笑。

 

さて、そんなこんなで、今日はダーリンの会社主催のCinco de Mayoのパーティーに行ってきます…。頑張ります。

 

ではではこの辺で。

 

ばいっ!